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日本神話・伝統文化に深く根差した
「しめ縄」をモチーフにしており
3町公立病院の連携や結びつきを表現。
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事務局からのお知らせ
2025.08.18

宮崎大学・宮崎大学医学部附属病院連携病院 病院長/理事長会議

 医療法及び医師法の一部を改正する法律(平成30年法律第79号)により、医師が不足している地域に派遣される医師の能力開発・向上の機会の確保と当該地域における医師確保の両立を目的に、県においてキャリア形成プログラムが策定されるとともに、宮崎大学医学部の地域枠学校推薦型選抜定員が40名に拡充されています。

 近い将来、卒後9年間の同プログラムが適用される研修医が360名に達する予定です。そのため宮崎大学・宮崎大学附属病院と県内の連携医療機関で、臨床実習・研修・専門研修等の一貫性のある医師養成と診療連携の充実を目的に「宮崎大学・宮崎大学附属病院連携病院 病院長/理事長会議」設立され、この度、令和7年度の第1回定例総会に関係者95名が一堂に会し意見交換が行われました。

 基調講演では、福岡国際医療福祉大学の松田晋哉先生から「宮崎県における医療提供体制の現状と課題」として、宮崎県の医療のデータを基にした医療圏ごとの分析結果を踏まえ、高齢化による要介護状態の急性期搬送の増加を予測した医療体制、総合診療、介護との連携の重要性について強く訴えられていました。まさに西臼杵医療センターが進める「医療と福祉・介護の連携」の取り組みの指標となる内容でした。

 定例総会では、宮崎大学医学部附属病の賀本病院長から、本会が県内を循環する医師の能力養成・配置調整のプラットフォームとなるために、医療圏ごとの「世話人会」の設置について提起がなされました。

宮崎大学学長 鮫島 浩 様
福岡国際医療福祉大学 松田晋哉 様
(左)宮崎大学医学部附属病院長 賀本敏行 様 (右)宮崎県福祉保健部衛生技監 椎葉茂樹 様