～医療と介護 ・福祉の間に立つ二年目の春～その２

顔と声をつなぐ訪問活動

この2ヶ月間、私たちは西臼杵郡内の介護・福祉施設や行政と社会福祉協議会を精力的に訪問しました。病院の鎧を脱ぎ、地域へと足を踏み入れる。そこには、日頃から地域住民の生活を支える方々の温かい思いがありました。

行政担当者の方々からは、地域の現状や住民ニーズに関する情報、現在検討されている施策等についてお聞かせいただきました。社会福祉協議会の方々からは、日々の現場で直面する課題や、困り事を抱える方々への支援の様子を伺い、その献身的な活動に感銘を受けました。

「進化」への序章

この一連の訪問活動は、単なる情報交換に留まらない、より深い連携への第一歩です。私たちは、郡民の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、医療と介護・福祉が有機的に連携し、互いに補完し合う関係を築きたいと強く願っています。

今回の活動を通じて生まれた「顔の見える関係、声の聞こえる関係」は、まさにその礎です。これから、この関係をさらに深め、具体的な協働へと発展させていくことが重要であると再認識しました。

お忙しい中ご対応いただきました皆様ありがとうございました。